あるいは氷結した涙の解剖


街がバレンタインという
安直な記号に染まる中でラジオの向こう側では
別の意味を持つ時間が流れている

ライチポケットレディオパーソナリティであり
幼馴染で共同制作者である

JACK

今日が彼の誕生日だ☆

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祝ってやろうじゃないですか

昨日は愛犬ゼウスの葬儀で
今日はJACKさんの誕生日

人生山あり谷あり
谷でも金、田村で金

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波乱曲折の中で
いまを生きる

そしてそれは絶対にブレない

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事件性はない!
でも事故じゃない!

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脳内に蓄積された
13年分という膨大な非構造化データ

その中にはライチポケットレディオという
音声媒体のほかに
ある「黄金色の獣」との
記憶が沈澱している

これをそのまま記述すれば
それは単なるドキュメンタリーという名の

「感傷」に成り下がる

私がすべき事は
その膨大な思い出から

「私」

という主観を検閲し
純粋な「物語のパーツ」として抽出する作業だ

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(マカリスターさん宅の銅像塗料片)

閑話休題

JACK

彼が発する言葉の微粒子は
単なる情報の伝達のそれではない

それは孤独な夜や
退屈なライスワークの隙間に滑り込んでくる
正確なリズムを持った「シグナル」だ

誰に媚びることもなく
ただそこに在るという規律

彼がマイクの前でひとつ歳を重ねる今日

私の「執行」のリストに
もう一つのチェックを入れる

祝辞という名の感傷を排し
ただただ存在を肯定する

彼が言葉を放ち続け
私がそれを拾い上げる
その一対一の通信が途切れないこと

一対一
 鼻 耳
 口

それが今日という日を
このダイアリーに記録する
唯一の理由だ

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会って祝いたいのだが
そうもいかないと
毎年言っているが

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本当におめでとうJACKよ


この記事へのコメント

  • JACK

    ありがとう 
    国語の成績5をあげよう
    2026年02月16日 08:58