「もうちょっとこっちきて!」
観客で満席の劇場にて
全裸で股間に矢印だけつけた僕は
知り合って3ヶ月くらいのSAMVAと
眩い照明の中で熱演した
それが22年前のお話
人生で
何になれたとか
何になれなかったとか
もうそんなところ
超越してしまった
今の生活の隙間時間に
数年前のライチポケットレディオを聴くと
なんて幸せな人たちだと思い知る
本気で笑っていた
自分の声を聞いて
こんなに笑う事は今ないなと
客なんて誰もこなくていいから
ライチポケットシティで
来年なにかやろうかな
JACKとSAMVAと
生きた証を残したい
ライチポケットレディオ公開収録風を装って
そこから怒涛の
作り込んだ映像を交えての本編突入
歌あり芝居あり笑いあり怪談ありで
心霊写真をスライドショーで魅せて
前売りチケットにアキラバーガー引換券もつける?
うちの迷犬ゼウスもステージにあげちゃって
最後はUFOを呼んで締めくくろう
涙ナシでは終われませんね
赤字なんて当たり前
自腹ウェルカムだ
そんな事でも無いと
今を頑張れないからね
今を生きる全てに冷めてしまって
自己に燃やす燃料がないというか
ご褒美あげると言われても
なにもいらない
としか言いようがないというか
今は脳内にある映像
℃RiME∞ViSiON√とそれを編集する事以外
なんにも考えられなくなっている
それはそれで幸せな事だが
そもそも自分は演者だ
出てナンボさね
そうしないと分解できない栄養素が
脳と本体とが繋がる部分に詰まり
呼吸困難になっている
紙を43回折れたら月に届く
どうか力を貸してやってほしい
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