なるべくリアルに想像して
そこに主人公を立たせて
背中から憑依するつもりで
キャラクターの身体の中へ
入り込んでください
肉体の感覚器そのものを
あなたが拝借するのです
中に入ったあなたは
キャラクターの肉眼を通して
物語の世界を見て
皮膚を通して風を感じます
鼻を使って臭いを感じ
口を使って味わい
耳を使ってそのシーンの音を聞くのです
思考や心情も共有しつつ
身体で味わってください
そして
『借り物の身体で味わった感覚』を
生々しくキーボードを叩いて
50音の羅列でもって生成するのです

ここでやってはいけないのは
あなたが内側から
キャラクターを動かしてしまう事です
あくまで思考し
行動するのはキャラクターです
キャラクターは完全に
自由にしてあげてください
あなたはただ
キャラクターが味わう【感覚】を
内部で共有するだけで良いのです
こどものころ
毎日できていたことが
どうして難しくなったのか
今まさに知りたい
ナイーブ内部
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