コンビニ強盗で指名手配のアリバイ
カニ将軍♋︎アキラDeath!!
昨夜
友人と会おうということになり
彼の店へお邪魔させてもらった
そこは完全予約制のお店で
昨夜は予約が入ってなかった事から
店主もプライベートな時間を
僕と過ごしていた
すると、店の扉が開いて
知らない男性が入ってきた
元来、予約していないと入れないのだが
知り合いだった男性を店主は快く迎え入れた
知らないお客さんが来たので
ぼくは一人の時間を過ごしていると
ひょんな事から共通の話題になり
その男性と僕との会話がはじまる
互いに名前も素性も知らぬまま
かしこまった会話がしばらく続いた
そろそろお開きか?という時
店主「アキラ、この人、昔バーやってたんだよ」
アキラ「へぇ、なんて?」
男性「◯レ◯バー」
アキラ「はっ?◯◯◯かよ!
全然わかんなかったわ!」
男性「あきらってあのアキラ?!
随分変わったな!」
そりゃそうだろう
あの時10代だぜ%
あの日の僕が彼の最後の記憶なら
いまは当時の親の歳くらいだろう
なんと彼
ライポケ過去放送
『アキラ☆コンビニ強盗で指名手配』にて
警察の取り調べに対し
知り合いのバーの1周年のイベントに
出席していたから強盗はできない
と警察に訴えたアキラ
後日、供述の裏を取るために
警察はそのバーに出向いた
「◯月◯日何時何分頃◯◯が来ていましたか?」
の問いに対し
「来てましたが
アイツまたなんかやったんですか?」
と余計な一言を言い放った店主
その店主こそが
偶然隣り合わせになった男性だったのだ
互いの正体を知ると
さっきまでが嘘のように
超大盛り上がり

ちょうどあの頃
セールスマンから畳職人になったアキラ
彼のバーの階段の壁紙を
畳師匠に頼んで
安く張り替えてもらったことを思い出した
何もかもが懐かしすぎて
時を忘れてあの日に帰る
別れ際に彼と連絡先を交換した
物語の新たなページが開かれる
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