[鮎喰 響]
漫画『響』の主人公
15歳の少女が書いた小説が
世界を変えるって話
期待せずに読んだが
まさか
ここまで魂を突き動かされるとは
この作品は
2017年漫画大賞
大賞受賞作品
映画化が決定
久々に漫画でぶっ飛んだ
僕の中身をえぐり取られるような
そんな感覚を覚えた
そして
自分がなりたい自分を志した
『あの日』の初期衝動を思い出した
響の重く且つ的確な言葉が
自分にも言われているようで
目頭が熱くなる
自分より優れたものに嫉妬して
自分より劣るものに安心していた
そんな自分を見たことがあった
そんな無駄な時間とエネルギーを浪費するくらいなら信じた唯一無二の今に注ぐべきだ
自己という創作物を誰より愛でるべきだ
僕の中の世界
その正しく在るべき形を証明すべきだ
僕を激しく哮り狂わせる漫画の中の鮎喰響
今から映画化されたものを観に行くのだが
映像作品を観に行くというよりは
響の授賞式に参加するという話さ
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