海から海まで

忘れていた パレードにうつつを抜かして忘れていた 例の保険屋の彼から連絡があってすぐに飛び起きた 狂った太陽冷房の効いた地下鉄グッピーみたいな人だかり小型の扇風機を持つ若者たち 乗り換えると 彼はそこにいた 遅めの朝食派手目の普段着地味目のエリンギ 過去に温泉に行った時も示し合わせたように同じパンツだった なんとその日も打ち合わせしていたように2人はピンク色の服だった …

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